happy toy

毎日夢遊病

ありがとう、野郎組〜2022、冬〜

今期ドラマ個人的ナンバーワン、なんなら2022年1番もう出たんじゃない??ってくらい毎週楽しみにしていた野郎組。season1から大好きで野郎組帰ってきたのめちゃめちゃ喜んでたんだけど悲しいかなわたしの周りどうもあんまりみてなさそう。野郎組の話してる人全然見かけない。でもそんなの吹き飛ばすくらい、出会えて良かった野郎組って思ってる!!!!




なににこんなハマってるのかと言われたら上手く説明できないけど、シンプルに高校生の思考回路がとっても可愛い。ここまでバカな発想にいかなくてもどっかしら何かしら、遠い昔の高校生活と重なるというか、実体験こそなくても「あーこんな感じ」「ハイハイこのパターンね」「まあそうなっちゃうよね」みたいなのが出てきたりこの歳になれば大したことなくても当時の自分からしたら一大事みたいな。なんならその連続で毎日が構成されてたっけって野郎組をみてると思うわけ。



女子と話せないってそりゃ高校生の男の子からしたら一大事で、ましてや共学で隣のクラス覗けばあんな楽しそうに卓球してるのが普段の光景。そんなの焦らないわけがない。そもそもあんな子たちが群れで高校生活送ってたらゴトゥーが言うように間違いなく爆モテG8なんだけどそうならないのがすごいところ(フィクションにマジレスやめようか)



野郎組リアタイしないぞ!って朝固く誓ったのにそんな誓いは何の意味もなさなくて気付いたら0:57ちゃっかりテレビの前。明日のワタシごめん!目覚め悪いだろうしずっと眠いと思うけど頑張って!ってことでちゃっかりリアルタイムで視聴したので完走してしまった…終わっちゃったよ野郎組…。
絶賛野郎組ロス覚悟してたけどやっぱりなった。


ここからちょっとネタバレ含みます〜〜

















最終回にしてまたひとつ野郎組の良さ気づいちゃったんだけど女子の残酷さというか、身勝手さを端折らずにちゃんとそこに存在してるのが超良い。なんならあんな可愛い男の子たちが女子と喋れなくてみんな彼女なしなのがファンタジーだけどそこに出てくる女子たちがリアル。一番わかりやすいのがゴトゥーに好意を寄せていた後輩だとおもうんだけど、話せないことで自分のイメージ、この場合だったら硬派な五島先輩。でも、それが話せることで距離が縮まってたら「思ってた感じと違う」って理由でバッサリ振ってしまう。
ゴトゥーだけみたら可哀想だなって思うけど後輩目線で考えるとこの感じ全然ありえる。(わたしだけじゃないよね?)
彼女だけじゃなくて好意になんとなくて気づいてそうなのか天性の思わせぶりが知らんけどちょっと良い感じになってたのに…ってパターンとか(一条くんとミムりん)あ、でももう七瀬くんはドンマイとしか言いようがないけど。そんな七瀬くんにとどめ刺したのは九賀くん。ゴトゥーにとどめ刺したのは十一くん。ちょっとパターン違うけど一条くんの背中押したのは十文字くん。season1も最高だったけどseason2で可愛い後輩が出てきてくれたから話せる普通の男の子と、女子と話せない彼らの対比がまたわかりやすくてより良いシーンになったんだろうなと勝手に思ってます。


最後の最後まで彼らのこと爆モテG8って疑ってなくてやっと疑問視し始める後輩ちゃんたち〜〜リア充かもしれないけど違った意味でちょっとお馬鹿さんだな??そんなところも、かわいいよ!!って結局登場人物みんな可愛いところに収まる野郎組。控えめに言って天最高。


女子と話せないからそれこそ彼ら側も女子に対して理想と夢で作り上げてる部分はあってなんていうかその、彼らが無事に女子の現実を知っていけるか心配。そもそも高1のときは君らどうしてたの??ってちょっと思ったこともあるけどきっとそんな時間が霞むくらい野郎組の時間が濃かったんだよね。あんなに女子がいるクラスに行きたがってたのに野郎組、自ら愛してることに気づいちゃったんだもんね。9話も良かったな……できることなら1話から順番に振り返りたいくらいだけど馬鹿みたいに長くなりそうだからさすがにやめた。書き切る自信もそこまで行くとサラサラない(無責任)





でもちょっとだけ9話の話、して良い??




控えめに言って9話もめっちゃ良くなかった??あ、全話最高なのは前提で、それはそう。ずっと良いのが野郎組。最高値でまっすぐ一直線な盛り上がり具合を見せるのが野郎組、最高。一条くん1人でお弁当食べてるの予告だと特にツラくて見ていられなかったけど、あそこにたどり着くまでの他の7人の様子見てたらそこに確かに友情はあって、やり方はどうかと思うけど彼ららしくてまた大好きになっちゃった。このまま離れ離れなんて絶対に嫌!ってイチ視聴者の癖に完全に感情移入。大光ちゃん「女子いないときついよな」っていう気持ちもわかる、なんなら大半DKそう思うはず。ましてや彼らは初めから男子校を選んでるわけじゃなくて共学選んだのに学校側の理由で男子校状態なのだから周りから見たらそりゃ同情されるのいたって普通だと思っちゃう。でもそれ、言われた時気持ちが動いてくる一条くんの目、見ました??完全に自分が大切にしてるものを否定されたというか喜怒哀楽の怒にスイッチ入ってる。なんの気もなくあそこまで言われる大光ちゃんはちょっと気の毒だけどあれがあったからこそ野郎組の尊さが引き立った、そう、尊い野郎組。


話せるようになったけど結局ヤッシー以外恋人どころか両思いになれなくて、人生そんな甘くないよなって大人になった今だからこそ思うし、それを知った上で励ますハナセン最終回にきて超効いてきてて感動した。なんならナイスダッシュ深読みしちゃう。



男子高校生として高校生活を送る彼らにとったらその日々が全てで、友達とバカなことしたいだろうし彼女も欲しい。その世界を全力で生きるのちょっと羨ましい。悲しいかな大人になると大体のことは自分の力だけじゃどうにもならないことを知ってしまって諦めたり、後先考えずバカなことをすること自体仕方ないけど少なくなる。だからこそ、青春て眩しくてキラキラで、でもそんなことまだ知らない全力の日々を描いたドラマに弱いのかもとふと思いました。うまく言えない、もどかしい。



って書いてると各話ここが良かった〜!が溢れ出てきて収拾つかなそう。例えばヤッシー回のカンニングとか。大きい声でよくやった!とは言えないけど彼らの世界の中心は宮本サキとの問題だから数学の補講なんてどうでも良い。もう最悪みんなまとめて怒られな?って。なんかダメ、これ以上思い出すと鉄は熱いうちに打てなくなりそうだからまとまった時間がとれた時に気が向いたら各話また話はしよう。このままいつまででも野郎組の話できそうなの、怖い。控えめにいって朝まで話せる(盛り癖)



最終回直前のインスタライブで続編を〜!って本人たちも言ってたし、そりゃもちろん続編常にずっと待ってるけどなんとなく、なんとなく最後な気がしててそれも寂しい。特番はあるかもしれないけどレギュラー放送ぼちぼち厳しそうだよね、スケジュール抑えたりするのさ(急な現実)もちろん今だって超大変だったと想像しておりますが…。だからいつか、みんながもっともっと有名になった時にこの野郎組が伝説のドラマとして紹介されること、そのドラマをseason1からみていたこと褒める準備だけしておきたいと思います。





2019年のseason1初回放送から2022年3月season2最終回までまるっと愛でさせてくれてありがとう。大切な高校生活の時間を覗き見させてくれてありがとう。







野郎組よ、永遠なれ。



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