happy toy

毎日夢遊病

少しだけ、仕事の話をさせて欲しい


タイトル通り。
私がしている仕事は資格はいるものの、特別珍しい仕事ではない。更に言うと職業名はそこそ知られているものの、何をする仕事かまでは残念ながら世間的にはそんな知られていない。


そんな仕事が私の仕事です。
あ、ちなみに歯科衛生士っていうんですけど。


なろうと思ったきっかけなんてそれはまあふざけてた。大学1年の秋口から何となく学校に行かなくなりそのまま半分引きこもりみたいな生活を送るようになった。当時19歳。付き合っていた彼からも愛想尽かされどうやって生きていこうかな~とかぼんやり考えていた時たまたま読んだ新聞でたまたま見出しにあった「資格を取る女性が増えている」の文字。たまたまその取得資格ランキング1位が当時名前も知らない資格。歯科衛生士だった。


学校に行かないと取れない資格。
とはいってもこのままいけば大学は辞めることになる。
となると今度行く学校は辞められない。
どんなことするかもわからないのに続けられる自信がない。


そんな時たまたま見かけた近所の歯科医院の求人のチラシ。歯科助手からやってみようと面接の電話をしたのはなんとなく上手くいきそうな気がしたからで。それが19の春だからかれこれこの春で私は歯科業界で10年お世話になってる計算。時の流れってすごくすごく早いのね…


そこからもいろーんな出会いや出来事があって前述のような仕事をしている。


これは本当に幸せなことって今になって初めて知ったことがあって…それはこの仕事を初めてから仕事が楽しいとしか思ったことがなかったこと。人間関係のゴタゴタや後輩のフォロー等、面倒くさいことや出来ることなら避けたいことはあったけど仕事は楽しかった。眠いからとか寒いからとか朝行きたくない理由はあったけど行ってしまえば楽しかった。仕事を義務だからなんてあまり思ったことがない。私が楽しいから働いてる時間の方が圧倒的に多かった。でもそれってみんなそうだと思ってたけどどうやら違うってこと、つい最近知りました。



わたしは楽しくないことを続けられないタイプだから辞めてみよっかなとか軽率に思ってしまうタイプで、だから今もやめてみよっかなって思ってるしなんなら上司に先日その話をしたばかり。立場上二つ返事で退職へことが運ぶとは思ってなかったけれど、とりあえず楽しくないことに衝撃を受けてしまったから続けられない。モチベーションが保てないといった社会人としてはなかなか信じられない理由も正直に伝えた、勿論他にも伝えたけれど。まあでもそんな私のふざけた言い分を理解しようと話を聞いてくれた。それだけでも有難いってこてはわかってる、でもその場では話がまとまらず…しばらくこの話は続くんだろうなってことだけはわかった。



衛生士離れてみたら少しはまた良さに気づけるのかな
また、この仕事をしたいと思えるのかな。



何がそんなに魅力かなんて正直全然分からない
拘束時間は長い、このご時世お構い無しに飛沫を浴びる、福利厚生にしたって多分絶対一般企業に勤めた方が整ってる。



でもこの仕事が楽しくて続けてきたことは間違いない。



これを書いてて思ったけど私自身が何をどうしたいか全然定まってないじゃん。いや、辞めたいけどなんで辞めたいかさっぱりわからない。
こんな調子で本当に辞められるのか…(笑)


どうせ働くならもっとガツガツ働きたい
知らないことをバカにされて見返すために働くような
意地悪な先輩を超えたくて練習の鬼になるような
そんな働き方を今でもきっと、私はしたい。




こんなこと思ううちはまだ衛生士続けられそうだな。




目の前の仕事を丁寧に確実に。
今できることをするしかないのはわかってる。



今の職場を辞めるのか、続けるのか
衛生士から一旦離れるのか続けるのか
ちょっとだけ立ち止まって考えよ



明日は今日よりもっと素敵な1日になりますように




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